第53回のtry itビジネスラジオは「常識」について対談しています。久々にオンラインサロン的なラジオになりました(笑)!ラジオ初期の頃は結構ビジネスネタを話していたので、とても懐かしく感じました。
ここで話している「常識」とは主に、ビジネスシーンでの意味です。倫理道徳的な広義の常識を話し出すと時間が足りませんから、ビジネスに重きを置きました。
例えば、今まで当たり前のツールであったビジネスメール。個人間のメール以上に構成が大切で、いわば公文書のような文体に仕上げていましたね。もちろん、多くの人間がそのメールを読む可能性もあり、礼儀礼節に抵触しないよう、気持ちよく取引ができるようにとメールを作り込むのは大切です。しかし、一方で社会環境をみれば、大型SNS時代が到来しています。文章、写真、動画は全てスマホのアプリ上のSNSで相手とやりとりできます。しかもSNSアプリの数はたくさん存在しています。
このような社会環境を鑑みると従来のメーラーによるビジネスメールよりもSNSの方がシンプルに考えて、使いやすいということになります。しかも代表的なLINEアプリなどはもはや知らない国民はいないのではないかというくらい浸透しています。LINEを使った方が便利ですので、それが一般的に主流になっています。つまり、メーラーによるビジネスメールはもう不要であり、文体も煩わしいだけで、時短とわかりやすさ、内容の大切さを考慮すれば、最低限の社交文句があれば、不自然ではないとされてきています。
人間には変化も重要とされています。時代の潮流に抗わず、新しい文化、文明を受け入れてアップデートしていく能力は生き残る上での基本です。過去とこれからをうまく融合させてその時代に生きる幸福を感じることができるとまた、人生に深みが増すでしょう!