サッカーの戦術は説明するのが難しいのとともに好みが分かれます!~好きなサッカースタイルなども関係する~
サッカーの戦術は近年また目がぐるしく変わりつつある中で、これも流行りと言いますか、時代は回っているという文化がありますね。サッカーも同じように戦術にも流行りがあります。少し前ではバルセロナのようなスペインサッカーを代表するパスサッカーが流行っていました。2022年にはサッカーW杯が行われ、クラブと違った国における代表ごとの色や戦術もここでは魅力ではありました。
小学校年代、ジュニアユース、ユースと学年によってもスタイルの特色が異なる。また、大学サッカーやJリーグ、さらには世界の各リーグにおいても主流となるプレースタイルは異なっているのは明確に違いがある。今回はそこを解説していきたい気持ちもありましたが、時間の関係でCOOが今一番必要な戦術スタイルを解説していきたいなと思っています。
W杯における日本の戦い方について ~COOとしては今の日本が世界と対等に戦うためにはこの戦い方しかないのかなと感じた戦術~
今回みなさんもW杯を見た方は感じたかもしれませんが、なぜこの選手が後半から?前半は守り?で後半から勝負なのか?なんて感じた方は非常に多いと思います。
少し話はそれますが、代表選考やもっとレベルを落とすとセレクションレベルの話になりますが、簡単に言えば上手ければ入れるかと言われたらそれはNOである。上手くてもセレクションで落ちるし、プロにもなれない人は数多くいます。これは何を意味しているか。そのチームの戦術に合っているかつまりほしい人材かどうかまたは伸びしろがあるかどうかで判断されています。一般で言う就職試験と同じですよね。就職試験より、インターンで様子を見て合否を決めているといった方が分かりやすいでしょうか。すべてはそこなんです。A監督なら代表になれたが、B・C監督では代表選考すら引っかからないなど良くある話です。今回で言えば大迫選手や原口選手が選ばれるかどうかというところでしょうか。
結果論から話をすると選ばれない理由は明確でしたが、その結果が見える前はなぜ?と疑問に思われる人も多かったと思います。
厳しいプロの世界はそんなものです。
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話を戻しますが、今回の代表の戦術から世界との差を埋めるための戦い方
今回の日本代表は割り切っていましたね。前半はしぶとく守り抜くが、カウンターは狙う。前線からプレッシャーをかけ、ハイプレスでの守備を展開しながら失点をできる限り最小に留め、後半に向けて相手の体力を消耗させる。
後半になり、スイッチを入れるタイミングを伺いながらカウンターや前線の選手で崩して点数を取る。ボールを繋げられないからカウンターで勝負は戦術としては良いのかと思いますが、そこで今回活躍したのが三苫選手ですね。彼のドリブルがあってのカウンターが光ります。ドリブルで切り込める選手が後半控えているというのが今回の一番大きなポイントだったかと感じています。前半から出せばって思っている人もいたかもしれませんが、確かにチャンスは多く作れたかもしれません。ドリブルで前に切り込むということは、周りもそれだけ連動して動かないといけないため、見方もかなりの体力消耗が予想されます。なので、後半にかけるという監督の戦術から後半にかけて体力を温存して戦っていたのなら、今回は日本代表の戦術勝ちでしょうね!という結果になります。チャンスが多い分体力消費も同様に大きいということを忘れてはいけません。
世界と日本のサッカーレベル(戦術)の差は何か。一番顕著に出る大きな違いについて話をします。
私が最近女子サッカーや大学サッカーで教えていることとして、中で勝負できる必要があるという話はしています。外を使って攻めることは良いと思いますが、最初から外でのサッカーは正直怖くはありません。日本の典型的なサッカーの在り方であり、世界との大きな差は中を使っているかどうかです。
パリサンジェルマンが凱旋し、Jチームと戦った試合を見ていても、フランスリーグの選手たちでも中で当ててスイッチを入れていく戦い方をしています。外をはじめから使うなんてあまり試合では見なかった記憶があります。必ず中を経由または、外でも無理に攻めないので必ず中または後ろに下げて組み立てています。日本ははじめからサイドを使いたがるんです。(笑)
over40や50での試合を分析し、指導をしている時もそうですが、サイドは空いているんですよ!(DFからすると空けている)そこへパスをスペースに求める選手が多い。そのパスを走って受け取って仕事をしてやったみたいな(笑)これ何を意味しているか、連動できていますか?自分は良く走ってボールを受けていると思ってしまうんですが、実際は前線の選手もそこで貰われると走らならければいけないので、実際サイドの選手よりも前線の選手の方が走っているんです。そこでまた中に最終的にボールが上がってくれば良いのですが、たいてい上がらず。
海外のサッカーはサイドへはDFをずらせて少しでもゆがんだ場所にボールを当てていくサッカーなんです。サイドに出たから前へは今や古い思考となっていますね。また、なぜか日本人はぺナ付近まで持ち込みます。その前にアーリーなどを上げることができれば海外サッカーによってくるスタイルになると思いますが、サイドは持ちすぎなんですよね。要するにぺナ外まで行くようなサイドの攻め方は、ピンポイントでのセンタリングのみ有効!アーリークロスなどの早いパスは、相手のミスも誘いつつ、駆け引きからのポジショニングによる本当の戦いの中から点数を取ることができます。ただし、このサイドの攻撃はあくまでも中でボールが回せることが大前提です。
私が教えるサッカーの戦術の一つとして ペナルティー幅でのプレーを全体心かけることです!!
このサッカーが出来てはじめてその外への攻撃が生きてきます。空いているから外へは相手が出させていると感じた方が良いのでは?
中を使うからサイドプレーが生きるのであって最初からサイド攻撃は戦術的にはあまり効果はないかな?って思ってしまいます。サイドは相手をずらすための展開であり、攻撃の拠点ではないということですね。ただ、中を攻めることができる戦術ができるのであれば初めからそれをやりたいですよね(笑)。
だからといってやらないのでは意味がありません。何事もチャレンジして何がいけないか分析して、自分たちのチームのものにする必要がありますね。
でも、これはサッカーに限らずフットサルでも同じことが言えるんですね。ただ、みんなドリブルとか上手くても、たまに行く個人フットサルでもそうなのですが、中で受けれないから外にいる。足元だけの選手だからパスも出せないし、周りも見れないことも多いなと感じてしまいます。私自身ボランチというポジションをやっていたので、周りを生かすための動きやパスなどは常に意識していたし、自分がいけるときは果敢に攻めていたし。でも、一番いやなことは真中でプレーされたり、ボールを持たれること。だからこそそれを実施できないとだめですね。
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