みなさん、こんにちは!
世田谷でパーソナルのtryitです。
今回のビジネス系ラジオのテーマは「仕事をする人間は嫌われる」です。
は?と思われるかもしれませんが、意外とこれ理にかなっています。
詳しくはラジオで聴いてもらいたいんで、簡単に説明すると、コンフォートゾーンという概念が関係しています。いわゆる仕事に対して意識が高い人は「意識高い系」と呼ばれ、あまり好かれる傾向にありません。むしろ敬遠されがちです。これは、人間のコンフォートゾーンを破壊する要素をその人が持っているからなのです。
人間は仕事に限らず、恒常性維持機能(ホメオスタシス)を持っています。わかりやすく言えば、「一定を保つ」ということです。これがコンフォートゾーンつまり快適で心地よい環境を作り出すのです。
こういう経験はありませんか?
仕事における環境の変化の例として、最初に配属された部署で長年仕事を経験してきたが、ある時突然の部署異動、他環境への出向。または、人事異動による人の入れ替え。作業マニュアルやオペレーションの変更。会社吸収、合併等による社風や企業理念、職場環境の雰囲気の変化。
少ない例にすぎませんが、「変化」という概念が「コンフォートゾーン」を破壊するのです。これまでせっかく仕事を覚え、失敗を繰り返し、人間関係を構築して自分のプレゼンスを確立し、仕事を「こなし」に変えて、平和な毎日を送っていたのに、ある時スパっとその環境が変わってしまう。これは本能的にホメオスタシスにダメージを与えるわけですから、居心地が悪く、ストレスを生じさせてしまいます。
仕事をする人の近くにいると、絶えず変化と成長を繰り返す環境に巻き込まれてしまうので、仕事をする人は敬遠されがちとなってしまうわけです。
実に人間は一度築いたコンフォートゾーンのなかで、思考停止状態で生活し続けることが、心地よい状態となるのです。
さて、あなたはどのような生き方を選択していきますか?