みなさん、こんにちは&こんばんは&お疲れ様です。
今回のサロン型ラジオのテーマは「民主主義」について話しています。
みなさんは「確証バイアス」という言葉を聞いたことがありますか?私の感覚ですが、最近よく聞く言葉のひとつです。
・確証バイアス...自分の先入観、主義、主張、仮説を肯定するために自らに都合のよい情報を収集する傾向
この意味を知って、誰もが確証バイアスに一度は陥ってしまったことがあるのではないでしょうか?
ラジオでは病気の例を話していますが、端的にまとめますと、自分に病気の疑いがあるがそれを認めたくないので、病気ではないことを裏付ける情報ばかりを集めてしまうということです。(医療専門機関で調べてもらう前の段階のケースです)
現代の情報過多の社会において、国民が正しい情報をキャッチするのは難しくなってきています。インターネットが普及し、SNSではインフルエンサーがどんどん生まれ、既存の新聞やテレビなどのマスメディアのちからが弱まってくると、国民は自分が信じたい情報や日常生活に都合の良い情報しか収集せず、それしか信じなくなる傾向になります。これでは、政治活動においても正しい情報に基づいた判断ができなくなるまま、選挙に参加し代表者を選んでしまいます。この行為を国民の半数がもし行っているとすれば、民主主義の歪みが国政に影響し、本来の間接民主主義の機能を失うことになり、事実上民主主義は崩壊している社会へと向かってしまうのです。
元来、民主主義は国民一人ひとりが公平な情報機関から情報を得て、それをもとに国政に対して意見を持ち代表者に託すのが正しい在り方なのです。(間接制の場合)
今の日本の民主主義は果たしてそうでしょうか?
是非ラジオを聴いて考えてみてください。