お勉強タイム⑩【体操（ストレッチの秘密）】

ここでは、ほんの少しだけ面白い身体の秘密についてお話をします。ストレッチの項目では話をしていませんでしたが、知っていると良い知識をここでは説明をします。人間の曲がる部分、もう少し言うと回せる部分についての話です。良く体操で手首足首を回しましょうと言いますが、皆さんは何となく取り入れていませんか？練習や試合、皆さんのコンディションや勝負をするときなどにおいて使い分けなければいけません。私もサッカー経験者で、足のケガなどをしていた時期もあります。今回のテーマから、足首を回すとどうなるかということ。ストレッチや体操はケガの防止のために行われるものとしての理解はあるかと思いますが、なぜ防止になるかということです。足首を回すと可動域が狭くなり、ケガをする領域まで曲がりにくくなるということになります。ただこれ何を言っているかというと、足首を回すことで可動域が狭くなり、パフォーマンスが低下することを意味します。ケガを抱えながらのプレーであれば、回すことをお勧めします。大切な試合など、全国への切符を手にする試合や決勝戦などの大切な試合において、自分の最大のパフォーマンスを発揮したいときは、絶対に回さないほうが良いです。状況やコンディションによって使い分けるというのはそういうことで、リスクを取ってパフォーマンスを良くするか、パフォーマンスを諦めて、リスク回避をするかということです。手首にも同様の効果があります。野球などポジションによっては不必要なストレッチかもしれませんね。皆さんも自分の身体と相談しながら回旋動作を行ってください。